年末・新年を歩く③浅草は東京スカイツリー人気=本堂まで遠いな
浅草(台東区)は復活した。東京スカイツリー(墨田区)という、世界一の電波塔の完成で、昨年からの人気は続いている。
タワーのある墨田区にも、七福神などで有名な社寺はある。
だが、浅草寺に奪われているようだ。
混み合っていなければ、流行に乗っていない。そんな若者気質から、10~30代の参拝客が目につく。数年前まで、年配者か、外国人観光客が目についたものだ。
今年は様相が変わってしまった。
浅草・雷門は警察官が出て、交通整理だ。東京マラソン並みかな。それ以上の警察官の数かもしれない。
あわてず、外国人の大道芸人を見てから、ゆったりした気分で参拝も良いものだ。
雷門に入るには、60メートル先から並ぶ。
交差点では何度も、行列はストップさせられるから、遅々として進まない。
雷門前は、すべての車が通行止め、参拝者は一方通行だ。
人力車はどこにおいているのか。
車屋さんはふだんの呼び込みもできず、商売がままならず、ふたりして地図で、商売になりそうなルートを探していた。
東京スカイツリーが背景になる、浅草駅前の一等地で、商売にならない車屋さんが立て看板を持って、暇そうにしていた。
車の通らない大きな通りで、ツリーと立て看板の組み合わせは、そうあることでもない。