【寄稿・エッセイ】北陸路の旅=丸山哲彦
作者紹介:シニア大学「写真エッセイ教室」(2012.1月~)の受講生
テニス暦は長く、ミッチイブームに日本中が沸いた数年後からです。それから50年近くテニスを楽しむ。勤務先や東村山市内のテニス仲間らと硬式テニス連盟を設立し、役員を20年以上努めています。
その間、初心者講習会や指導者講習会を毎年開催し、底辺の拡大に努め、多くのテニス愛好者を増やしてきた。
最近は、市内のテニス仲間と日曜・祭日の午前中に心地良い汗を流し、年に数回は軽井沢などのテニス旅行を行っています。
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北陸路の旅 丸山哲彦
4月1日、金沢バス旅行に友人3人と出掛けた。駅前のマンテンホテルを拠点とする、3泊4日のフリープランの旅で、総額19800円の格安料金が魅力である。
能登半島めぐり
4月2日、金沢駅前7:50発の能登定期観光わじま号に乗り、約2時間で輪島に到着した。輪島漆器会館で、重要有形民俗文化財の指定を受けた輪島塗制作用具や製造工程を見学した後、4,000点 にも及ぶ展示製品を見てまわりました。そのすばらしい技は、後継者を育成して後世まで伝えてもらいたいと思いました。
漆器会館を出ると、すぐ先が輪島朝市の場所です。新鮮な海産物、干物、野菜、民芸品などの露店が所狭しと道の両側に並んでいます。おばあちゃんの店が多く、そのかけ声に負けて、ついついいっぱい買ってしまいました。
朝市の先にある総持寺は、曹洞宗の大本山でした。本山が鶴見に移ったため、現在は大本山総持寺祖院というそうです。地震で痛んだ本堂の修理が行われていました。
巌門は、海に突き出た岩盤に、浸食によってあいた洞門のことで能登金剛を象徴する光景です。風が強く遊覧船が出なかったのは残念でした。
帰りに千里浜なぎさをバスが走り、右側の窓のすぐ下が海であるのにはびっくりしました。