寄稿・みんなの作品

美しく旅する「中欧周遊」=久能康生(1)

「穂高健一ワールド」1000コンテンツを記念して、新たな取り組みをはじめる。記事、作品、写真の門戸を広げた。
 トップバッターは学友の久能康生さん。彼は北陸の某大学の経済教授を早々と引退し、夫婦で世界中を旅する。そのために、犬好きだが、犬を飼うのをやめたという。

 今回はヨーロッパに旅した写真を提供してくれた。彼は高校時代、某市の写真屋に4年間住み込み、そこで働きながら学校に通っていた。苦学時代の10歳代で、プロから写真技術を叩き込まれている。その下地があるので、とても良い写真を撮る。


 「主要4都市で、それぞれ1~1.5日のフリータイムがあり、ツアーの安直さと個人旅行の気まま、その両方を味わえました」というコメントがあった。

 3回のシリーズです。
 第1回目は「古城街道とロマンチック街道」で、ライン河から、ノイシュバインシュタインまで。



     

  ドイツ南部のライン河下り。このロマンチックな建物は、元通行税取立て所つまり強盗の巣。(写真:右)

             
          


ドイツ、ハイデルベルグ。向こう岸左方向に行けば、ゲーテの小道だったか散歩道だったかがある。(写真:上)

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ETC割引を使ってGW渋滞を体験=北垣英俊さん・寄稿

 朝7時に自宅を出発した。カーナビは現地に『9時半到着』と表示されていた。私たちの車は外環を大泉から乗り、三郷に向かった。三郷手前から、たちまち渋滞が発生した。そのさきでは断続的に渋滞が継続した。途中のサービスエリアで、トイレ休憩に入った。

「なんと? 車を停める所もない」
 そこで出口近くの路上に止めた。トイレは何処まで続くのか? トイレ待ちの人の列だ。道路もトイレも大渋滞。ちなみに仮説トイレは設置されていなかった。

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『今宵、愛のランデブーをあなたと……略して 愛ラブあなた』in Bar・Buttafly

 演劇人の中川真希さん(26?)から、11月30日の夜、『今宵、愛のランデブーをあなたと……略して 愛ラブあなた』というリサイタルの案内をもらった。Bar・Buttaflyは、池袋西口の繁華街から少し外れた、住宅地との接点で、閑散とした場所だった。

(こういう場所をよく見つけたな)
 店の外観は目立たないが、店内iはChristmasの雰囲気が漂う品のよいバーだった。観客は、中川真希さんとほぼ同年代の、20代半ばの人たちが中心。50人強で、補助席を使い、なおかつ立見席も出るほど超満員だった。

 私は運良く席に着けた。左右ともドレッシーな服装で華やかさの漂う女性とともに、その恋人か、ボーイフレンドか、演劇の友人たちだった。

 司会は石川響子さんだ。彼女はPJニュースで、何度か取上げさせてもらった。半年ぶりで懐かしかった。彼女はさすがに上手な司会・進行だった。

 1部は、中川真希さんの活気に満ちた歌と踊りだった。曲目は、「Buttafly」、「name」、「何でも」の3曲。舞台の中川さんは全身で体当たりの演技派。テンポの速い曲では、ふたりのダンサーが華やかさを添えた。ダンサーの佐竹理恵さんは既婚者で子持ち、うのももこさんは未婚で子無し、という紹介があった。舞台いっぱいの敏捷な動きには驚かされた。

 ダンサーと一緒の歌い踊る中川真希さんのイメージどおり。しんみりした曲を歌うと、新たな中川さんの姿を発見した想いで、彼女の奥行きの深さを知った。

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