作家の素顔、日本ペンクラブ・9月例会で出会った人たち=東京會舘
日本ペンクラブ9月例会のミニ・講演会で、会員を前に、タイトル『被災地を歩いて』を語る、吉岡忍さん(専務理事)。このHPでも近日中に、講演録を紹介したい。
杉山晃造さん(左)は企画事業委員。東日本大震災が発生した後、被災地に入った。取材写真がパネルで同会場に展示された。
吉岡忍さんがインタビューアーになって、一枚ずつ、写真の説明を求めた。
下重暁子副会長の質問に答えて、杉山さんは撮影時の現地状況などを語る。
高橋千劒破さん(常務理事、元人物往来社・編集局長)は、つねに総合司会役で、PENの顔の一人である。
穂高は10月度にある講演会で、「会津の悲劇」について話す予定。高橋さんから今、戊辰戦争の会津関係の知識を授かっている。先週も故早乙女貢邸で約2時間半も単独レクチャを受けた。
パーティー会場でも、「会津の資料を、明日、FAXで送ってあげるよ」とさらなる親切を頂いた。
関東大震災の被災地の惨事、原発に対する、PEN・文学者はどう向かい合うべきか。
会員はみんな真剣に語り、聞き入る。
山名美和子さんは会報委員で、すっかりPENの名カメラマンになられた。歴史作家の彼女には、早大後の教師歴を質問してみた。
小、中学、高校、と3つの教師を経験したと話す。「そんなことができるの」というと、その仕組みについて語くれた。
東京會舘はカレーライスが名物である。
相澤与剛さん(広報委員長・時事通信出版社の元常務)は、いつも両手がユニークな表情を作ってくれる。被写体としては、とても価値ある人だ。
「お願い、頂戴、カレーライスを」こんなキャプションを考えてみました。
清原康正さん(会報委員長・文藝評論家)は、同志社大出身である。
「再来年のNHK大河ドラマは新島八重(新島襄の妻)で、同志社も脚光を浴びますね」
私が話しを向けると、満更でもない顔だった。そして、・会津落城の折、八重が銃で戦った話になっていた。
口の悪い作家が、脇から、「ドラマはきっとヒットしないよ。新島襄じゃ」と水を差していた。