豪雨の合間の、大菩薩・登山
更新日:2006年7月23日
長野県はこのところの豪雨から、土石流が発生し、数多くの死傷者を出している。前日の7月19日のJR中央線は小淵沢駅から松本駅の間は不通だった。目ざす山梨県・大菩薩はその手前にある2000メートル級の山だった。
家族の心配を押し切って20日、ITコンサルタントの友人(33)とふたりして大菩薩に登った。
長野県はこのところの豪雨から、土石流が発生し、数多くの死傷者を出している。前日の7月19日のJR中央線は小淵沢駅から松本駅の間は不通だった。目ざす山梨県・大菩薩はその手前にある2000メートル級の山だった。
家族の心配を押し切って20日、ITコンサルタントの友人(33)とふたりして大菩薩に登った。
上村信太郎さんと茅が岳に登った。雨予報70%で、登り口から下山まで、誰にも会わない、めずらしい登山だった。
日本を代表するアルピニストで、ヒマラヤに詳しい上村さんからは、深田久弥さんについて、新たな情報を得た。これはPJニュースに書く。その先は気ままな寄り道の山行だった。
北アルプスには登ってみたい。『どこの山』という自問してみると、これぞ永年の夢だったという、登りたい山岳はないものだ。過去に登りすぎた反動か。それとも、挑戦する登攀の技術がままここまでか、と達観したこともあるだろう。
日本山岳会のメンバーだから、上高地宿舎の利用。そのあたりから入ってみるかな。夜に語り合える、登山仲間が見つかるかもしれない。
日本山岳会の総会パーティで、上村さんと知り合いになった。海外の大岸壁の初登頂の実績を数々持つ。また、ヒマラヤ登山の隊長としても活躍している。
上村さんの日本ペンクラブの会員の推薦人となった。今後は山と、執筆の付き合いとなるだろう。
人生のなかで、高年齢になっても、新しい友人ができるのはうれしいものだ。