ランナー

マイ・ランニングロード (孤独な走り04)

 真夏の朝の外気温は30度、汗流して走る。ランニング、ジョギングの練習は孤独で、仲間ができないものだ。
 

 一度、地元の走るクラブから誘われた。断った。理由は走るうえで、集団になることはないという考えだ。それに会合とかに時間をとられるのは無意味だ。大きな大会の交通整理に借り出されるとなると、なおさら加入する気はなかった。

 五年間ほどは走っている。そんな背景もあって、朝夕に顔を合わせれば、軽く声を交わすひとはたった二人である。厳密に言えば、もう一人いる。

 声援してくれる老人がいるのだ。おおかた70歳後半だろう。夏場はステテコ姿で、橋の袂で夕涼みをしている。
「きょうも、頑張っているね」という一言をかけてくれる。
 この一言がうれしい。一昨年ほどまえ、老人はゆったりだが、ウオーキングをしていた。最近は肩力がなくなったのか、あまり歩いては居ない。

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