A025-カメラマン

交通総合文化展‘07 写真の部「峻岳の新築」が展示

10月14日は鉄道の日だ。「交通総合文化展‘07」の写真、俳句、書の各部門の入選作品が、JR東京駅総武線地下コンコース「動輪の広場」の特設会場で展示されている。

 会期は10月11日(木)~17日(水)で、午前9時~午後7時まで。


 初日の11日はエッセイ教室の開催日(港区・新橋)だった。受講生の方々が、講座まえに東京駅の会場まで足を運んでくれていた。設営会場では、私の写真を探しあぐねたが、いい場所に展示されていたとか、諸々の情報がもらえた。大臣賞とか、特賞とか、1、2位ならば、胸を張れるところだが、入選作で見に行ってもらえるなんて、妙に照れくさかった。それでも、うれしかった。

 夜には他の方から、写真を観ました、とメールをもらった。

           


 12日午後は目黒カルチャースクールで「小説講座」の指導があった。その前に足を運んでみた。まずは自分の作品を探すのが人情だ。私の「峻岳の新築」はメイン・コースに面していた。東京駅のコンコースだけに、足を止める人が多かった。贅沢な場所での展示だ。

 写真入選作は50作がパンフレットに記載されていた。
国土交通大臣、環境大臣賞と続いてきて、私の作品は32番目に乗っていたから、全体としては中ほどだったのだろう。それにしても、回りの写真は上手だった。大きな展示会に入賞作品として展示されると同時に、このなかで肩を並べたのだから、セミ・カメラマンくらいになれたのかしら? という気持ちになれた。

 写真は誰に習ったわけでもない。まぐれの入選かも知れない。ただ、数十年の修行して得たという文学賞の授賞式とはまた違った感慨をおぼえた。
 
 それにしても、トップクラスの写真は見事だ。いや、順位に関わらず、魅せられる写真は多かった。選者の好みもあるのだろう。私ならば、こっちのほうが上位だな、と思う作品が多々あった。

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