A045-かつしかPPクラブ

プラネタリウム 番組作り (下) 郡山利行

【天体ショー】

「葛飾区郷土と天文の博物館」のプラネタリウムでは、天上をできらめく天体ショーがご覧になれます。
 巨大な銀河から、銀砂のような細かい無数の星が深淵の底に光ります。また、天空を滑り落ちる流星群も感動です。

 水の惑星、青い地球の美しさ。この地球に生きているのだと実感させられます。(左)。

 この中秋の名月は2020年10月1日の再現です(右)。

 漆黒の空の無数の星がリアルに輝き、地球の大気の影響での、星のまたたきまでも見られます。
 地球軌道を離れた宇宙船は、太陽系の惑星空間を自由に巡る。七夕の話でその名を知られる天の川は、はるか彼方からは、銀河系という名の星雲です。

≪プラネタリウムの幼児用上映と学校学習用上映≫

 幼稚園・保育園、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の理科教育の一環として、新井さんとスタッフが制作した番組の、タイトル画像です。

 プラネタリウムでの上映時には、各園・各学校での天文学習の進み具合や要望に応じて、専門の職員が生の解説をしています。


【 4.編集後記 】

 筆者が、故郷鹿児島での小学4年生の時(1957(昭和32)年、教室の天井に星形の紙で、下の画像のように、北斗七星と北極星とカシオペア座の星が貼り付けてありました。そのおかげで、二つの星座と北極星の位置関係を覚えられました。
 インターネットより


 大人になってから、国内のいろいろな場所での星空で、北極星をぴたりと見つけて、得意になったことが何回もあります。 

 1991年8月14日、博物館開館の25日後に、筆者夫婦は小学4年の息子を連れて、プラネタリウムを観に行きました。

 いまや、わが子は番組内容の記憶は、どうも宇宙のどこかに置いてきたようです。


 今回は新井さんへの取材で、誇るべきプラネタリウムを認識したので、足しげく通うことにしよう。
 
 今年2020年10月7日に、新型コロナウィルス対応の中、新井達之さんには、取材に快く応じていただきました。
 設問取材から、事務所でのパソコン設備と開演前のプラネタリウム内部の写真撮影、そして博物館HPの画像活用のお願いまで、承諾していただいたことに感謝いたします。

                               【了】  

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