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A020-小説家

「AIの解読」で「明治維新=正義の英雄たち」という神話の崩壊・大激変が起きた。

私たちは、江戸時代の文字が読めない。同様に、歴史学者、歴史作家などが読めなかった。
 現在、日本全国の博物館や蔵、古い民家には、江戸時代以前の古文書が数億点も眠っていると言われています。しかし、それをスラスラ読める現代の専門家は、日本人口のわずか0.1%未満です。
 江戸時代に使われていた「変体仮名(へんたいがな)」や「くずし字」は、当時の人にとっては新聞や週刊誌を読むような、ごく当たり前の日常文字でした。
 しかし、明治時代(1900年)に政府が「小学校令」を改正し、「1つの音に対して、使う仮名は1種類だけにしよう!」と決めたことで、それ以外の何百種類もの仮名が、、一境にして学校で教えられなくなりました。つまり、全く読めなくしてしまった。

 現代人は、奈良時代から江戸時代まで政治・経済・文化など、文字化された史料をまえにして文盲になったのです。

【ミッシング・リンクで、何が起こったのか】

 歴史や文化のバトンが明治維新で鎖(リンク)がぷつりと切れてしまったのです。これは文化的なミッシング・リンクといいます。

 好都合なのは明治新政府です。皇室・公家・薩長を中心とした明治政府は「駄目な幕府を俺達が倒した」というプロパガンダを日本中に広めました。迎合した御用学者たちが輪をかけて事実をねつ造し、薩長史観、皇国史観へと歪曲したのです。
 簡単に言えば、御用学者たちが、都合が悪い江戸幕府の史実を読めない、表に出さない、ことにしてきたのです。となると、99%の日本人が反論する史料を出せない。悲しいかな、政府・文部省の教科書をうのみにするだけです。
 
【AIが江戸時代の解読が進み、歴史の通説が覆る】

IT時代。老若男女がスマホをもっている。古文書を写真に取り、AIに解読させれば、瞬時に、現代文に変換されます。ソフトも無料です。
 日本人のだれでもが、AIで江戸時代の史料(書簡・手紙・諸々)が読める時代になったのです。 とりも直さず、学者ののみならず、誰もが、我が家の蔵に眠っている史料が瞬時に現代文にできるのです。
 つまり、AIの解読による1次史料(当時の生データ)の総点検によって、明治以来の通説が根底からひっくり返る大激変が起きているのです。

1. 意図的に「無視」または「誤読」されていた幕府の超高度なシステム

 明治政府は、自らの政権交代を正当化するため、「江戸幕府は古臭く、無能で、日本を滅ぼしかけた暗黒時代だった(旧悪御免・文明開化)」というストーリーを教科書に植え付けました。戦前の皇国史観もこれに拍車をかけました。
 しかし、AIによって膨大な「お役所の日常文書(町触れや地方の記録)」の網羅的な解読が進んだ結果、全く逆の事実が浮かび上がっています。

• 鎖国ではなく「高度な情報管理」: 幕府は何も知らなかったわけではなく、海外の情報を極めて正確にキャッチし、綿密なリスク管理を行っていたデータが次々に見つかっています。

• 世界最高水準の官僚制: 財政やインフラ(治水など)のコントロール能力は当時のヨーロッパの主要国を凌駕するほど洗練されており、明治政府はそれをただ「引き継いだ」だけだったことが暴かれつつあります。

2. 「明治維新=正義の英雄たち」という神話の崩壊

 歴史作家や従来の通説が描いてきた「坂本龍馬や西郷隆盛ら志士たちが、腐敗した幕府を倒して日本を救った」というドラマチックな歴史も、1次史料の網羅的解読によって解体されつつあります。
• 勝てば官軍の偽造: 明治政府側が都合よく書き換えた「公式記録」ではなく、当事者たちの「生の手紙(本音や愚痴、汚い政治工作の記録)」がAIなどで次々と解読されています。
• その結果、維新の英雄たちも「私利私欲や権力闘争、テロリズムに奔走していた生々しい人間」であり、逆に「悪」とされた幕府側(徳川慶喜や小栗上野介など)の方が、はるかに合理的で近代的な日本改革案を持っていたことが証明され始めています。

3. 歴史学者や作家の「チェリー・ピッキング(つまみ食い)」が終わる

 これまでの歴史研究は、人間(学者)のマンパワーに依存していました。
 一人の学者が一生をかけて読める古文書の数には限界があるため、どうしても「自分の仮説(あるいは明治以来の通説)に都合の良い史料だけをピックアップして論文を書く」ということが起こりがちでした。
 しかし、AIが「この地域の古文書10万点を丸ごと1ヶ月で解読しました」という力技をやってのける現代では、全体の統計データ(マクロな事実)が可視化されます。これにより、「例外的な1枚の紙」を根拠に作られたお都合主義な定説は、データによって一瞬で論破される時代に突入しています。
 
 文字のミッシング・リンクが繋がったことで、「国や一部の権威(学会)が独占していた歴史の解釈権が、一般に開放された。つまり、歴史が民主化されたのです。


【注釈】
 
 穂高健一が、AIで、歴史のパラダイム・シフトについて、『「AIの解読」で「明治維新=正義の英雄たち」という神話の崩壊・大激変が起きいるか』という回答を要約したものです。
 
 このさき数年にして、薩長史観の歴史は大激変するでしょう。超有名エピソード・ヒーローが「悪の権化だったのか」、こんな嘘を信じていたのかと、がく然とする事実も出てくるでしょう。
  
 

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