A020-小説家

荒れた総会の後で、作家たちは親しく歓談=日本ペンクラブ

 2011年の日本ペンクラブ総会が東京會舘で行われた。総会の終了後は、シルバールームで懇親会が行われました。

 阿刀田高さんは日本ペンクラブ15代会長として、二期4年をつとめました。総会が終わり、大役を終えた安堵の笑顔で、スピーチをされていました。

 作品はユーモラスなものが多いだけに、要職を終えると、持ち前の明るさに戻っていました。


  浅田次郎さん(作家)は専務理事から日本ペンクラブ第16代会長に就任しました。会長は決して飾り物でなく、常に会合とか、文化フォーラムとか、イベントに出席します。超人気作家だけに、これからは公私ともにもっとハードになることでしょう。

 むろん、専務理事は実務の総統括者ですから、それも大変なことでした。

         

                   広報委員会・委員の鈴木さん(編集者)

 選挙管理委員とか、ペンクラブの役割が増えてきたようです。現在、私と芸州藩の研究を行っています。


            執行部の理事たち

 写真・左から、中西進さん(古典文学者)、吉岡忍さん(著名なジャーナリスト)、高橋千劔破さん(元歴史編集長、作家)、西木正明さん(直木賞作家)。

 吉岡さんは専務理事に選ばれました。NHK「クローズアップ現代」などで、事件・事故のTV解説で、つねに出演されています。

 


         私(穂高健一)と縁がある人たちです。


 写真・左から、篠弘さん(日本文藝家協会・会長)、伊藤桂一さん(直木賞作家・私の恩師)、穂高健一、眉村卓さん(私が受賞した・自由都市文学賞の選者)。

 撮影:須藤甚一郎さん(芸能レポーターから目黒区会議員)

       環境委員会のメンバー

 写真・左から、中村敦夫さん(俳優・大学教授)、岩崎雅典さん(映画監督)、新津きよみさん(売れっ子の推理作家)。

         

           日本ペンクラブの各理事たち

 写真・左から三田誠広さん(芥川賞作家・大学教授)、菱沼彬晁さん(財務室長)、野上暁さん(子どもの本委員会・委員長)、中村敦夫さん(環境委員会・委員長)、大原雄さん(電子文藝館委員会・委員長)、阿刀田高さん(前会長)

 中村さんは原発の環境問題に取組んできました。それだけにフクシマ原発の事故からの活動が注目されます。さっそく6月6日は原発関連のフォーラムを開催します。


 企画事業委員会 横山征弘さん、伊藤木綿子さん。
       
 横山さんはかつての名編集長。伊藤さんは現職の文藝編集者です。



  
          歓談のひと時

 写真・左から、田中さん(元名編集長)、川村晃司さん(テレビ朝日・コメンテーター)、山田健太さん(専修大准教授)。

 山田さんは2011年総会の議長をつとめられた。


            

              世界の大物

 写真・中央は国際ペン・事務総長(ロンドン)の堀武昭さん。右のやや奥は村山精二さん(電子文藝館委員会・副委員長)

 
 堀さんは世界中から電話が入り、ロンドンと日本では夜と昼が逆ですから、「いつ寝ているのかわからない」と話されていました。


     

      会報委員会の山名美和子さん(歴史作家)

 ふだんは執筆でペンを持っていますが、文学イベント、フォーラムになると、すぐさまカメラマンに変身です。

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