A020-小説家

Powerpointの家庭教師を依頼

 家庭教師を頼む。それは人生かえりみても、初めての経験だった。
『元気に百歳』というクラブで、中西成美さん(新日鉄OB)がパソコン教室を開いている。中西さんに、個人指導をお願いした。1月に2度ばかり、自宅にきていただき、Powerpointを教わった。

 シニア大樂の講師なかまでも、Powerpointを使った講演をおこなうひとが出てきた。従来は紙資料の配布、そしてOHPのスライド、いまやPCとプロジェクターを組み合わせたPowerpoint時代だ。


 日本ペンクラブの世界P.E.N.フォーラムの打合せが、12月にスペース・ゼロ(渋谷区)でおこなわれた。吉岡忍さんが中心になり、朝倉摂さん、エプソンの技術者と打合せするようすを取材した。プロジェクターを使い、災害の写真や動画をスクリーンに写す、という内容だった。このときも、Powerpoint時代だとそれを痛切に感じた。


 12/30に、愛用のノートパソコンの開閉シャフトが折れてしまい、元旦にPANASONICのCF-T5を購入した。中西さんが自宅にいらっしたとき、『マイクロソフト2003』のテキストを用意してくれていた。しかし、Vistaとなると、手順などが異なる。その面では、中西さんに苦労させてしまった。

 

  中西さんから第1回目の指導を受けたあと、草加市の外郭団体から、講師・講演のしごとが舞い込んできた。パワーポイントで、ビジュアルに、という要望だった。中西さんの2回目の指導が即、実践となった。その面ではラッキーだった。


 中西さんは、「研究所の所長にも教えています。PCをあまり使っていないひとだと、Powerpointは10日間コースです」と話されていた。
 これまで『穂高健一ワールド』の一部作品では、ワードに写真を貼り付けてPDFで処していた。Powerpointには類似的な写真サイズの変更、挿入などが多々あった。その面では、2日間コースで終了できた。

 今後は、カルチャーセンターの講義などにも利用していきたい。

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