A030-登山家

山岳信仰の霊山・両神山(1723m) 金子直美

日 時  2022年6月12日(日)
メンバー L佐治ひろみ、武部実、佐藤京子、金子直美

 前日の天気予報が急変してしまい、朝方に雨は上るけど、12時と15時に傘マークが追加された!
 それも最近頻繁に発生してるゲリラ豪雨予報でした。だが、佐治リーダー武部さん佐藤さん私の日頃の行いを信じて、決行となりました。


 山名の由来は、イザナミ、イザナギの神を祀っているから両神、「龍神を祭る山」が転じて両神山など、諸説あるそうです。

 今回のお山は、秩父の両神山です。
 日帰りは少々厳しく、始発のレッドアローでは町営バスに間に合わず、たまたま私の親友が秩父在住なので甘えてしまい、西武秩父駅から白井差登山口まで車で送ってもらうことが出来ました。
 そこで待っていたのは、前日に入山予約電話を入れたお相手・山中氏(両神山の地主)です。
 コースタイムに余裕が無いのに、話しは面白かったけどちょっと丁寧すぎる説明のあと、入山料(環境整備協力金)1000円は、無事に下山した時にお支払することで、まずは10時に登山を開始した。


 今回の白井差コースは、見事な滝を見ながら渓流沿いを、その先は葉高の広葉樹林帯である、頂上の直前には少しの鎖場。山中氏が小綺麗に整備されたとても歩きやすい登山道でした。

 水晶坂の辺りで声が聞こえるので振り返ると、長靴を履いて片手にクリネックスの空き箱を持って登ってきた山中氏がいた。ここの400mがきついだけだよ、今100m、200mとエールを送ってくれていたのに、いつの間にかお姿は消えてました。

 その後、ブナ平辺りで雷と小雨が降り始めたので、豪雨に備えカッパを着込みました。結果は着なくてもいい程度でした。でも、頂上では雹が降っていたみたいです。
両神山.jpg
 私たちが頂上に到達した時には、太陽が微笑んでくれていたので、頂上で昼食を摂る。13時10分に下山を開始する。

 気がつくと、帰りのバスの時間ギリギリになっていて、佐治リーダーが山中氏の家まで先に下り、入山料をお支払した。
 リーダーの交渉のお陰かな? 山中氏にバス停まで軽トラックで送って頂ける事となりました。みんな大喜び! さらにバス停で、16時22分の町営バスが来るまでの約1時間、山中氏の色々なお話をたっぷりと聞くことができた。
 とても楽チンで、たいへんお勉強になった山行となりました。


 ハイキングサークル「すにいかあ倶楽部」会報272から転載

「登山家」トップへ戻る