登山家

第2回 大崎上島「山の日」神峰山フォーラム2018 = 地元高校・2校の生徒らも参加・活躍

『第2回 大崎上島「山の日」神峰山フォーラム2018』が、広島県・大崎上島において、平成30年8月11日(土・祝日) 午前10時から午後3時30分に開催された。

 主催者は大崎上島地域協議会、後援は全国山の日協議会、幕末芸州広島藩研究会。会場は大崎上島開発総合センターの大会議室である。

 今年から島内の学生らも参加型で実施された。「山と海の恩恵に感謝する」をテーマにしたパネルディスカッションである。


 7月の集中豪雨被害で、広島県は甚大な被害を出した。離島の大崎上島も、山崩れは数か所あり、道路通行止め、懸命の作業で幹線道路は復旧したが、片側通行の場所もある。

 その悪条件下でも、第2回目が開催された。ただ、神峰山の登山道はがけ崩れが発生し、登頂は不可能になった。「お地蔵さんを洗う、磨く、祈る」は、山麓の会場で、参加者のこころのなかで、行ってもらった。


 先んじて、ポスターは広島市内15枚、チラシ100枚、島内にはポスターは40枚、行政機関等など窓口、フェリー乗り場、定期船の発着場(回漕店)に掲示された。

 なお、チラシは島内に4,000枚全戸配布、残りは関係機関の各窓口で配布された。
 
 同フォーラムの当日は島内の有線放送で開催をアナウンスされた。


 世界初の山の日がナショナルホリデーになった。国民の祝日「山の日」は超党派議員で成立したもの。同メンバーだった地元選出の衆議院議員・寺田実代議士も参列してくださった。

【第1部・午前の部】

 開会挨拶  NPOかみじまの風 代表理事 横本正樹(よこもと まさき)さん

 司会進行 松島勇雄さんである。


① 山を奏でるコンサート 「ラテン・コンサート」

   三須磨大成(たいせい)さん・利香(りか)さん デビット・松井さん



 山の鎮魂歌。なぜ、鎮魂なのか。神峰山には多くの地蔵さんがある。それぞれの石仏に悲哀がある。それを慰めるものである。


② 大崎上島・神峰山物語シリーズ朗読会

穂高健一原作・書き下ろし「紙芝居と海軍大尉」


 朗読・「朗読ボランティア・しおさい」

 読み語り 川本恵里さん、 福本まゆみさん


③ 大崎海星高校生による大学生神峰山案内成果報告

  3学年 梶村莉子(かじむら りこ)さん,神紀美香(じん きみか)さん

  同校の高校生が、都会の大学生を招いて、神峰山に案内する学校行事が行われている。その活動を紹介するもの。パワーポイントとレザーポインター使用して行われた。

「神峰山」に関する問題など、ユニークなものも含まれていた。

 協力者にお茶付き弁当用意が用意された。昼食を通しても、40人が山の話題を行っていた。
 高校生たちが寺田実代議士(前列・中央)、穂高健一と記念撮影に収まった。

 
【第2部・午後の部】

④ 来賓あいさつ、
    衆議院議員  寺田 稔(てらだ みのる)さん
    広島県議会議員  森川 家忠(もりかわ いえただ)さん
    大崎上島町長  高田 幸典(たかた ゆきのり)さん

④ 基調講演 穂高健一氏が著書「広島藩の志士」を語る。江戸時代の地元・広島藩の歴史を学ぼう 
          
⑤ フォーラム対談「神峰山の魅力を語る・山と海の恩恵に感謝する」

 作家・穂高健一と、広島商船高専・大崎海星高校学生の有志たち。

 フォーラム参加学生
 広島商船高専
   横山 夏樹(よこやま なつき)さん、
   宇郷 佳暉(うごう よしき)さん
   森岡 芽生(もりおか めい)さん
           
 大崎海星高校 

   梶村莉子さん
   川本麻美さん
   神紀美香さん
   菅翔稀さん
   竹内繭さん
   三村桃花さん
   大藤薫乃さん

 大崎上島には、「農林漁業、伝統文化、生活自然、景観」などの有形・無形の資源が豊富にある。9人の高校生が、将来志向で、その活用方法を考える。


   

    9人の高校生らは、高田幸典・町長と記念撮影


『神峰山に望むもの、将来志向で取組みたいもの』

・ 多島美の写真に説明をつけて旅行社等と連携する。
・ 休憩の出来る売店が欲しい。
・ 登山道に花を植える。(例桜)
・ 登山中にスタンプラリーやクイズが楽しめる。
・ 高い展望台を作り360度見れるようにする。
・ 山頂付近にリストを付ける。
・ 斜面の木の上にホテルを作る。
・ 神峰山をテレビ等で周知して、島全体を観光できるツアーをする。
・ VRで神峰山を登山する様子を作成する。

『神峰山に見合ったスポーツはどんなものがありますか』

・ 道なき道の登山。
・ 登山を早く効率的に競争。
・ 人工雪でスノボー・スキーで下る。(2名)
・ 山専用のバイクで山登り。
・ 頂上からマウンテンバイクで下る。(2名)
・ 島でトライアスロンを開く、神峰山登山を加える。
・ アスレチックをする。

《穂高健一としては》
・ トライアスロンをおこなうとすれば、「泳ぎ:大串海岸~脇の浦  マラソン:脇の浦~神峰山頂上」。
・ バイク:神峰山~大串海岸。
・ 神峰山の100登山記念証or1000回登山記念証の発行などが面白い。


『神峰山から115の島がみえます。日本一・多島美の山です。いくつの島が言えますか?』

・9人の学生全員でわずか10島の回答、補足として、会場の観客10島ていど回答。115の島にはとうてい及ばなかった。

《事務局としては、今後は一覧表の周知を考える》。


『神峰山に似合う花のイメージ』

・ 色の多いバラ、花の小さいしろつね花(自分が好きだから)
・ 地蔵さんにマッチする花
・ 桜
・ 全ての花
・ 松→山桜はすぐ散るので、松を街路樹としたい。
・ 苔
・ キンギョソウ→控えめに木の下で咲いて欲しい。
・ 花冠→作りやすい。
・ カスミソウ

「山と海」の自然循環教育を高めていく趣旨でディスカッションがなされました。

 若者たちの9人が全員が活発に発言されました。約70人の参加者たちは、いまの高校生はしっかりしている、と賛辞を送っていた。

 
 次年度(第3回)の企画がすでに検討中である。
 
① 高校生などの意見を取り入れて、より若者を中心に展開していく。

② 神峰山と文化生活に関する絵画、写真、俳句、作文コンテストの実施(小学生以上対象)で、全国公募としていく。 
 2019年3月初旬に公募発表、締め切り6月末日とする予定である。

③ 穂高健一著『神峰山』の2018年内の単行本化で、名前を全国に広めていく

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