A010-ジャーナリスト

のこぎりキング下田さんのコンサートが大盛況

 下田尚保さんは世界最大のノコギリをつかった演奏家だ。4月1日、東京・西新井文化ホールで、第5回目のチャリティー・コンサートをおこなった。観客は約600人。わが国では下田さんほど、大勢の観客を集められる、ノコギリ・アーチストは他にいない。

 ふだんの下田さんはパリ公演、豪華客船「にっぽん丸」のクルーズでの演奏、浅草東洋館バラエティーにも招かれる。活動範囲の広い下田さんをPJニュースで紹介する予定。いい機会だから、コンサート風景の撮影撮りに出向いた。


 

 ノコギリ音楽は世界の名歌や、日本の童謡唱歌がよく似合う。観客はじっと聞き入っていた。カメラのシャッター音が申し訳ない気持ちだった。

 幕間の休憩時間に、観客の声を拾ってみた。郷愁の響きに感動していた。他方で、ノコギリで繊細な音程を出せる技術に驚嘆していた。

 司会者はTVアナウンサーの堀江慶子さん。


 私的な好みからの感想だが、共演のジャズバンドがすばらしかった。『楠堂浩己とFinest Jass Men』の演奏に魅せられた。楠堂浩己さんは日本NO1ドラマーだといわれている。


 学生のころはデキシーランドジャス大好きで、ジャズ喫茶にいったり、バイトでレコードを買込んだり、ラジオのダイヤルを回しながら、ジャズを漁っていたものだ。そういう時代の自分に連れ戻させてくれた。

「ジャーナリスト」トップへ戻る