寄稿・みんなの作品

四国八十八か所巡礼 歩く(1) 讃岐路 結願へ=原田公平

 まえがき
 退職した2年目、2005年の5月に歩き始めた「四国88か所巡礼」、途中、「地球一周の船旅」に熱を上げたが、10年後の2015年5月より再開し、翌年の2016年10月に結願を目指す。標高745㍍の横峯寺、500㍍の三角寺、910㍍の雲辺寺も終えた。
涅槃の道場、さぬき路は、あと70番の本山寺から88番大窪寺まで19の寺、118㌔と4日間である。4つの山の上の寺もあるが、最後の大窪寺が445㍍で後は低く、天気もギリギリもちそう、順調に推移しそうだと気楽に考えていた。
 歩き遍路はあまくはなかった。いくら「涅槃(ねはん)の道場」といえ、「歩き遍路」はあくまでも修行ということを、最後の最後までおしえられた。
 そのラスト風景を書きました。


 10月12日、週間天気予報では雨。雨で困るのは靴、2つは用意している。
愛用しているのは通気性100%のジョギングシューズで、マメの心配がない。靴の下敷きを2枚重ね、着地のクッションは抜群だ。

 今回も2日目は少し雨にあい、雨用の靴に履き替え数時間歩いただけで豆の兆候が表れ、靴を替えた。だから雨の前にこの遍路を終えたい。

 昨日は88か所の最高峰の雲辺寺を登って下り、30㌔余歩き、70番の本山寺の前の一富士旅館で泊まった。この日はゆっくり8時前に出発。
 広い境内、五重塔に本堂は国宝、ゆっくりする時間はない。さぬきの寺の特徴は、山門に大わらじが多い。

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