A030-登山家

高水三山(793m)=武部実

登山日 : 平成28年7月 2日(土) 

参加メンバー : L武部、渡辺、野上、中野、+武部友人(色川)の計5人

コース : 軍畑駅 ~ 高水山 ~ 岩茸石山 ~ 惣岳山 ~ 御嶽駅

 集合時間である軍畑駅9:10着の電車からは、登山客がぞろぞろと降りてくる。5~60人はいるだろうか。
 私はたまたま早く集合時間の30分前の電車に乗ったが、同じ状況の混みようであった。ここからは御岳渓谷のハイキングコースもあるが、ほとんどが高水三山に行くようだ。


 9:20に出発する。踏切を越えて、舗装路を歩くこと約30分で、高源寺に着いた。ここから少し登ったところが、登山口だ。いきなり、急登の長い階段が現れる。
 きつくて途中で、一回休憩をとる。天候が曇り空で、樹林帯の歩きなので、すこしはましだが、今日は30度超えの予報だから、こまめな水分補給は必須だ。

 登山路には、『合目』が彫り込んである石柱が設置してあり、三合目だ、四合目だ、と確認しながらのんびり歩くのも楽しいものだ。
 高水山直下の常福院に11:30に着いた。山頂はすぐだが、混み合っているのではないかと考えて、ちょうど通り道に誰もいない東屋があり、ここで昼食にすることに決めた。

 12:10に出発。5分で一番目の高水山(759m)に着く。曇り空とあって開けている南面の見通しが無く、集合写真の記念撮影をして、すぐに出発する。
 山頂直下は急降下だが、その後は緩やかな稜線歩きが続く。白いキノコの群生やギンリョウソウを発見したりしてのゆっくり歩きだ。
   
 ところが、二番目の山頂直下になると、急な登りになってくる。12:53に岩茸石山(793m)に着いた。三山の最高峰で、北方面が開けていて、手前には黒山が、その先は棒ノ折山が眺められた。

 小休憩して歩き始めたころには、お日様がでてきた。だが、樹林帯のコースなので日陰で快適だ。しかし三番目の山頂直下が急な岩登りで大変なところ。登り切ったところが、惣岳山(756m)で13:34に着。

 山頂には青謂神社奥の院が鎮守してある。見通しはないが、杉林に囲まれて広々とした気分が好いところだ。

 14:10に出発。ここからは御嶽駅に向かって下りのみ。杉林の中を歩くが、ここは『関東ふれあいの道』でよく整備されてあった。快調に歩いていたと、いいたい所だが、湿った登山路に見事にスッテンころり転ぶ。擦り傷だけですんだが、油断はまさに禁物だ。

 15:50に御嶽駅に着いた。恒例の反省会は、最近よく行くようになった立川の「弁慶」。焼酎のボトルを新たにキープし、8割方残っているので、早い者勝ち、遠慮はいりません。

  ハイキングサークル「すにいかあ倶楽部」会報№205から転載

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