ジャーナリスト

「大雨特別警報」その2 = 東広島市自然研究会より

 このたびの「平成30 年7 月豪雨」(気象庁)で発生した斜面崩壊地点を、広島大学平成30年7月豪雨災害調査団(地理学グループ)の皆さんが、国土地理院の空中写真を判読された。

「平成30年7月豪雨による広島県の斜面崩壊分布図。

2018年7月24日」と題されて、日本地理学会に第3報として報告されている図です。


 市町村別の発生件数、土石流や崖崩れといった種類別数、花崗岩などの地質的な考察など第1報(7/14)、第2報(7/16)に比して精度、内容など詳しくなっています。


 その地理院地図より広島国際大学前(真ん中上部の四角)の巨大な土石流。尾根の右下側に中畑市原の集落です。
 斜面に縦横無尽に残された土石流はまるで巨大な獣の爪の跡のようです。

 過日、県道334号線の町境の土石流2か所を撮影しました。

 地理院の空中写真では、他と比較してそんなに大きく写っていませんが、現地での迫力は凄いものでした。
 頂上付近から谷底まで数段の田を乗り越え、樹木を巻き込んで猛スピードで流れ下ったであろうことが推測されました。

 不思議なことに一本の樹木が残っていました。何の樹でしょうか?

 それにしても、豊栄のオオサンショウウオたちが気になります。お盆後予定の調査が待たれます。何とか凌いでくれていれば良いのですが。


《コメント》

 5歳の娘も、椋梨川のオオサンショウウオどうなったかねえ、と案じております。
 氾濫寸前だった黒瀬川で、災害前と同じように外来種の亀がプカプカと浮き上がったり潜ったりしておるのを、災害一週間後ぐらいに見つけました。近くには流された木の橋が引っかかっていました。
 もっと小さい近所の川では、干潮時にチゴガニがチョキチョキしていて、生き物の方が強くて自由だなと妙に納得しました。
 オオサンショウウオは太古の生き物なので、きっと、泰然自若と椋梨川にいてくれているだろうと思ってます。 -- サチエ  2018-08-08 (水)

 明日午前中、いつものところで、ある団体の観察会が開催されます。関係者が何度も下見をしてくれていますが、オオサンショウウオや他の生き物の姿がありません。初めての事象です。考えさせられます。 -- 小ヌシです  2018-08-08 (水)


【関連情報】
 ヌシとは巣穴を守り子育てをするオスのオオサンショウウオのこと。

 当会の我らがヌシさんとメンバーがメッセージを発信します。

「大雨特別警報」その2 = 東広島市自然研究会

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