A030-登山家

山頂の神事から温泉まで、四国・石鎚山の山行 = 渡辺典子

日程:平成28年5月 26日(木)~29日(日) 

メンバー : L藪亀徹 、 上村信太郎 、 武部実 、 栃金正一 、 松村幸信 、 中野清子 、 渡辺典子 、 佐藤京子 、 (北山美香子)

 5月26日(木)、松山空港 = 石鎚スカイライン = 土小屋(登山口) ~ 石鎚山山頂山荘(泊)

 13:00頃、土小屋を出発する。すぐに雨が降りだし、本降りになる。整備された道だが、レインウェア着装で蒸し暑く、汗と雨でズブ濡れになる。その上、細かい虫が顔にまとわりつかれ、とても歩きにくかった。

 雨のため、鎖場はさけ、鉄板階段の多い迂回路を慎重に登り、16:00頃に、頂上山荘に到着した。他に登山客はなく、大きな部屋に全員で就寝する。


 
                 石鎚山山頂にて、後方は天狗岳


 5月27日(金)、山頂山荘 ~ 土小屋 ~ 岩黒山 = 山荘しらさ(泊)

 全員が6:00からの、山頂神社の神事に参加する。正装された神主さんが最後の儀式として、全員に三体の御神体をふれさせていただけた。
 初めての貴重な体験なので、御加護を祈り「お守り」を購入した。

 その後、昨日のコースを下山していく。すっかり晴れ、昨日は見られなかった美しい石鎚の山系が続き、気持ちが良い。
 10:00頃、土小屋に到着した。近くの岩黒山に全員で登る。眺望の良い頂上で、昼食をとる。下山後は、瓶ヶ森方面にある「山荘しらさ」に向かう。

 この山荘には大きく広い内部空間があり、設備は完備し、暖炉もある。ジャズの流れるくつろぎの場がある魅力的な山荘だった。
 美しい夕焼けを撮影したり、ゆったりと時を過ごした。


 5月28日(土)、山荘しらさ =久万高原町 = 松山市(ホテル玉菊荘)泊

 起床してびっくり、激しい雨が降っていた。
 山行は取り止めとなり、久万高原町にある面河渓谷、面河山岳博物館、久万美術館、道の駅などを楽しみながら、道後温泉近くの「ホテル玉菊荘」に到着する。
 さっそく、日本最古の歴史を誇る道後温泉や商店街を散策にむかう。

 5月29日(日) ホテル玉菊荘 ~ 松山城 ~ 松山市内 ~ = 松山空港

 5:30、道後温泉前に全員が集合する。6時の入湯まで、長い行列ができた。短い時間の入浴だったが、独特の雰囲気を味わえた。
 朝食後、北山さんは大分へ帰途についた。その後、松山城の見学。小雨が降っていたが、多くの人出で賑わっていた。
 松山城史跡庭園などをまわり、松山空港へむかう。

 今回、数ヶ月前から準備をしていただいた飯田さんの不参加はとても残念でした。北山さん、藪亀さんには、大変お世話になり、楽しい旅が出来て、ありがとうございました。
 石鎚山での虫刺されたのが、3週間たっても治らず、想い出が続きます。

ハイキングサークル「すにいかあ倶楽部」会報№203から転載

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