2年連続「特選句碑除幕」の快挙=大久保昇さん
第14回「しずおか句碑の郷まつり句会」が、平成30(2018)年4月8日(日)の午前10時に、静岡県・秘在寺で行われた。こんかいの特選句は、昨年とおなじく、大久保さん(東京・文京区)です。
昨年度 『安倍川を大きく包み山笑ふ』
今年度 『樹々の芽に陽のゆき渡る和紙の里』
2年連続で特選に輝いた句碑が、静岡県の秘在寺の境内に建てられます。
静岡県内を流れる安倍川は、全長52キロで、駿河湾にそそぐ急流な河川で、日本でも随一の清水です。その中流に郷島「冷泉山秘在寺」があります。
境内には樹 齢推定1000年の榧(かや)の大木がそびえ、眼前には雄大な安倍川の景色が眺められ、お茶・山葵の産地です。 (主催者のHPより)
【大久保昇さんの句碑として】
第1句碑は、群馬県・榛名町の上里見公園内
『厩舎より馬の貌出る梅日和』
第2句碑は、さらしな・おばすて
『帰省して牛の匂ひの中にをり』
第3句碑は、相模原俳諧浄土寺 正覚寺
神奈川県俳句連盟会長賞の授賞式 大久保昇さんへ
『心の荷ほどきて歩む春の山』
第4句碑は、飯山市 明昌寺
『北竜湖水の底まで蝉時雨』
第5句碑は、静岡県・秘在寺
『安倍川を大きく包み山笑ふ』
第6句碑は、同・秘在寺
『樹々の芽に陽のゆき渡る和紙の里』
大久保さんは、歌碑においても、茨城県・行方市「霞ケ浦ふれあいらんど」に建てられている。
「狂歌詠む心のゆとりあるかぎり争い事の芽は育たない』
大久保さんの句碑、歌碑が各地に建立されている。現在ちょうど50才であり、今後は円熟さをますぼとに、俳人として名を残す活躍が期待できす。
『関連情報』
「穂高健一ワールド」に、大久保昇さんの記事が下記の通りあります。
②
大久保昇さんが句集『天職へ』を発刊する=後世に残る名句だろう
③ 句集「天職へ」本体2300円+税
購入先 : 大久保昇
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