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祝「御手洗が日本遺産(広島県・大崎下島)=井上明さん

 江戸時代に瀬戸内で、最大級の発展をした港が御手洗(呉市豊町)である。「潮待ち、風待ち」の役目を果たす随一の良港だった。
 同港は、近畿と九州の中間地点に位置し、北前船、千石船、参勤交代の大名船なども多数が寄港し、賑わっていた。

 このたび、御手洗の5つの文化施設が2018年5月24日に、北前船にゆかりがある「北前船寄港地・船主集落」として、日本遺産の構成文化財に追加認定された。

 日本遺産の認定は、たんに観光振興だけでなく、幕末広島藩が同港から徳川政権の倒幕を成した歴史的な価値ある港としても、日本中の注目を浴びるだろう。
 御手洗から幕末・広島藩ブームが起こる可能性も秘めている。

「御手洗重伝建を考える会」の理事・井上明さんは、御手洗が日本遺産に追加認定されたことに対して、
「古くからつづいているものの価値。私たちがこれをどう活かし、どの部分を磨いていくのか具体的なアクションと検証のサイクルが必要。
 観光振興はただの手段。残していくもの、アップデートしてものの見極め……、UIターン者の若者をはじめ今、素晴らしい人材と感性が育ちつつあるのを実感しています」
 と述べている。

 中国新聞が「観光振興の追い風に」、「祝賀横断幕やパネル展」とおおきく報じている。

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