第1回 祝「山の日」大崎上島・神峰山大会=ことしからスタート・8月11日
目的
〇 国民の祝日「山の日」は、昨年(2016年)から世界で初めて「山の恩恵に感謝する」ことを掲げた。
この祝日に、瀬戸内の名峰・神峰山(しま山100選)に眠る、売春の犠牲となった少女・若き女性たち数百体の石仏(お地蔵さま)に、鎮魂の祈りをささげることを目的とする。
1.主催者:広島県・大崎上島町地域協議会
後援 : 全国山の日協議会 (谷垣禎一会長)
2.開催の内容
大会名:悲劇の石仏を「洗う・磨く・拝む」~神峰山(かんのみね)の石仏を清める登山の日
開催日時:平成29年8月11日(金)山の日(国民の祝日) 11:00~15:00
会場:大崎上島町観光案内所2階
* 白水港フェリー乗り場から徒歩1分
* 住所:大崎上島町東野6625番地61/電話:0846-65-3455
3.参加費: 1000円 昼食、お茶、石仏を磨くハンドタオル代等として
4.スケジュール
11:00 開会挨拶:大崎上島・木江出身の作家・穂高健一
(日本ペンクラブ広報委員、日本文芸家協会会員)
11:10 穂高健一が献じる、小説「神峰山物語」の朗読会
第1部 短編小説「ちょろ押しの源さん」(400字詰め約40枚)
第2部 中編小説「初潮のお地蔵さま」(400字詰め約60枚)
木江港の遊郭街に生まれ育った作家が、亡き若き女性が石仏になった悲劇を小説化した
12:00 神峰山頂上へ移動
* チャーターしたバスで、山頂近くの駐車場まで移動
~ 山頂・展望台で昼食
13:00 悲劇の少女達への鎮魂ミニコンサート
南米ミュージシャン(ミスマ夫妻)が山頂で鎮魂曲を奏でる
13:20 登山道に点在する石仏を洗い、磨き、拝んでいく
タオルや水(ペットボトル)は事務局から参加者へ配布、石仏の巾や前掛けを付け直す
15:00 山頂・石鎚神社前にて解散
* 希望者は駐車場まで戻り、バスで案内所まで移動
【大崎上島・特徴】
・大崎上島は、瀬戸内海で最大の離島です。(離島振興法にもとづく)
・神峰山(標高452m)の山頂からは、日本一の大小115島が望める絶景です。
北海道から九州まで厳選された名峰『しま山100選』(公財・日本離島センター)にも、神峰山は選ばれています。日本最大級の眺望です。
・大崎上島町・木江港の街には、明治時代から昭和33年の売春防止法が成立するまで、瀬戸内の最大級の遊郭があった。
(おちょろ舟で、女性が身を売っていた)。そして、多くの悲劇が生まれた。
6.問合せ先: 同実行委員・事務局 平見健次 090-1659-5722