寄稿・みんなの作品

「和キルトX百段階段2018コンクール」で、黒木せいこさんが審査員賞を受賞

 2018年5月15日から、東京・目黒区のホテル雅叙園東京で、「和キルトX百段階段2018」が開催される。
 同コンクール「衣桁に掛ける和のキルト 和-モダン」の表彰式が、同日15時から雅叙園アンコタワー内「アルコ・ザ・ガーデン」で開催された。主催は公益財団法人・日本手芸普及協会で、投稿作品59点のなかから33点が選ばれた。 

 金賞はファションデザイナーの大澤恵美子さん(群馬・桐生市)で、作品は「蒔絵と回路」である。「子供のころから機織り機が聞こえる町に育った。いま、退職後、手間を省かず、時間を節約せず、思い切った作品をつくりかった」と受賞のことばを述べた。

 朝日カルチャーセンター千葉の「フォトエッセイ教室」の受講生・黒木せいこさんが、みごと審査員賞・岡本洋子賞を受賞した。


 審査委員の岡本洋子さんは、黒木さんの「夢まぼろし」について、
「白と紫の配色とコントラストが素晴らしかったです。6角形のヘキサゴンで構成されて、今回のコンクールのテーマ『モダン』にも、すばらしく上手にマッチしていましたので、選ばしてもらいました」
 と選評を語ってくれた。

 黒木さんは受賞の喜びとして、
「キルトの指導講師のもとから離れて、独りで制作に専念する道を選びました。それだけに、ひとりで制作する緊張感もありました。ただ、やり直し、手直し、という面がなく、3か月の短期間で仕上げることができました。ともかく、一人で作って受賞できたので、とてもうれしいです」と語った。

 紫の変化をたのしむ作品として、『夢まぼろし』のイメージ通りに、出来ましたと語った。

 自信作ですが、完成度は80%です。次作に対しても、粗材はたくさん持っていますから、と意欲的に語っていた。


【用語説明】

 衣桁(いこう)とは、和服をかけておく道具。衝立(ついたて)しきと屏風(びょうぶ)しきがある。

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